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私がもうひとつやったことは、日本ブラジル交流協会というものがありまして、そこは1981年から2005年まで25年間で750人の日本人の学生をブラジルに連れてきて、1年間働きながら勉強するということをやったんですね。私はそのうちの約30人を引き受けましてですね、奨学金を出して勉強させました。
そうですね、玉石混交というか、いいのもいればそうでないのもいて、30人のうち3人は日本で博士課程を取り、3人は大学の先生になりましたね。外務省に入ったのもいれば交流基金に入ったりとか。私の一生のうちでもし自慢できることがあるとすれば、そういう教育というか、人材育成をやってきたということじゃないでしょうかね。移民資料館の仕事も重要だったし、CIATEの日本に働きに行くブラジル人たちの支援というのも大事だったと思いますけど、誇りにできるものは教育関係、人材育成ではなかったかなと思うんですね。
Date: 2019年9月19日
Location: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: 西村 陽子
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター