「みんな、盲従した」 (英語)

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

(英語) 私の人生の中で、もっとも過酷な日々でした。私たちは、抗議すべきでした。でも、私たちが従順だったから、収容所での私たちへの扱いは良かったのだと思います。みんな、盲従していたのです。私たちは、政府を手こずらせることはありませんでした。もし、別の民族や人種グループに標的が当たっていたら、彼らはきっと戦っていただろうと思います。また、現代の人々も、強制収容所に入れられることなど絶対に受け入れないでしょう。自分の権利を主張するでしょう。でも、例えば私も、「私はもう怒った。あき箱の上に立って抗議を呼び掛け、立ち上がる」などと両親に訴えましたが、現実的には、そんなことはできませんでした。そして父も、問題を起こすようなことを私にさせないよう母に言っていたそうです。ですからほとんどの日系人もまた、政府が言ったことには従うものだ、と信じていたのでしょう。私たちは、ただ何も考えずに従ったのです。

日付: 2005年3月31日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: グウェン・ジェンセン
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

discrimination incarceration internment racism World War II

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