戦後、南米へ密入国を試みた天野芳太郎

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

そして、日本で10年。でも、あの人はやっぱり、あの人の心はこの南米にあって、どうしても行きたいって言うので、一生懸命、アメリカにお願いして、あれしたんですけども、スパイ扱いにされてたんですよ…いつも、探偵が、あの後、追ってたみたいです。そうしてるうちに、やっぱり取っ捕まえられちゃって、捕まえられて、送られて、日本に、やられたので・・・なかなか許可が出ないんですね。それで、密入国のような形で、簡単に言えば、前は何て言いますか。お仕事、輸入の仕事やってましたので、お船との関係はずいぶん深くて。みなさん、全部、あの、知ってらっしゃる方々ばっかりでね、船長さんをはじめ、みなさん。

それでまぁ何かの機会で、こちらに出てくることになったんですけれども、日本のお船じゃなくて、その時はスウェ―デンのお船に乗って、途中まで来たんですよね。200マイル沖に、日本の海岸から、200マイル沖にある時、沖に出た時に、大暴風に遭っちゃって・・・それで、何か、あの、船が珍しいあれでもって、あの、何て言いますか、助かって、みなさん。乗組員全員助かって、お荷物近いから、お荷物全部、半分沈んじゃって。それで、こう浮いている時に、アメリカの船が、救いに来てみんな助かったんですね。

日付: 2007年4月18日
場所: ペルー、リマ市
Interviewer: アン・カネコ
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

illegal immigrants Latin America migration Post-World War II Yoshitaro Amano

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