(英語)何かを成し遂げるためには、志を持つことがとても重要だと思います。現実的に思い描けるゴールや、望みを抱く何かがなければ、何かになりたいと思うことはできません。私は、1人も裁判官を知りませんでしたから、実現性のある選択肢ではありませんでした。私が弁護士になったことも驚きでしたし、初めから憧れていた職業ではないのです。そういう意味でも、若い人たちから、すごいな、人ってこんなこともあんなこともできるのか、と言ってもらえるように、私たちは表に出る必要があります。彼女も、彼も、みんな出来た、それならきっと私にもできるはず、こういう考え方ですね。私たち、いえ、私にはあまりそういう機会はありませんでした。ジョン・アイソさんは近くにいましたが、彼は、私からあまりにもかけ離れた雲の上の人でしたので、彼のようなことが自分にもできる、などと思うことはありませんでした。(笑)
日付: 2012年7月10日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: ローレンス・ラン
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター; Japanese American Bar Association