日本人と日系アメリカ人との主な違い(英語)

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

(英語) 僕の思いの根底にあるのは、日系アメリカ人は日本人であることを否定するよう教えられ、その考え方を積極的に追い求めてきたんじゃないかということなんです。それとは対照的に、日本人は日本人であることを受け入れ、それを居心地よく感じているんです。彼らにとって、恐らく日本人以外になろうとすることは居心地の悪いことでしょうね。

そういう意味で、日系アメリカ人であることの方がいい、という訳ではないのですが、でも日本人と日系人は違っていて、日系アメリカ人には有利な点があります。彼らは日本人以外の別の者になるよう、白人になるよう、または自分の属する文化に同化するよう積極的に努力してきましたよね。僕にとっても、同化して社会に溶け込むっていう点でそれは自分の力になってきたように思います。僕はたぶん集団の中で主要な地位に就くようなことはなくても、その中に溶け込んで、自分の役目はかなり上手く果たすことはできるんです。

そういう点で日系アメリカ人は有利であると思います。本当の自分以外の者になろうとする人たちが居て、もう一方では自分のままで居る人たちが存在する、という点で違うんですよね。ただそれだけです。

日付: 2003年9月12日12
場所: 日本、東京都
Interviewer: アート・ノムラ
Contributed by: アート・ノムラ、『ファインディング・ホーム』

FindingHome identity japanese american

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