(英語) 自分の考えが正しいと思うのであれば、そのことを口にすべきです。(戦時中日系人が体験したことは)誰にでも起こりうることなのです。マイノリティーの人なら誰しも、日系人がそうされたように言いがかりをつけられ、投獄されてしまう可能性がある訳です。マイノリティーである、という理由だけで起こりうるのですよ。でももし、立ち上がって声を大にして考えを述べれば、そのようなことが起こってもそれに対抗することができるのです。みなさんご承知の通り、ユダヤ人たちはホロコーストについて、それこそうんざりするほど何十年も頑なに語り続けていますよね。彼らは、「忘れてはいけない。ホロコーストは誰にでも起こりうる。そのことを忘れてはいけない。」と人々に呼びかけているんです。日系人も同じように人々の前に出て行き、我々に起ったことが二度と繰り返されてはいけない、と語り続けなければならないのです。
日付: 1997年7月25日
場所: 米国、ワシントン州
Interviewer: ラリー・ハシマ、スティーブン・フギタ
Contributed by: Denshō: The Japanese American Legacy Project