(英語) 僕としては、個人的にもそして政治や法の面でもコレマツ裁判以上に意義深い訴訟を経験したことはありませんし、そういう意味で、このケースは本当に複雑に入り組んでいます。歴史的訴訟の判決に40年後異議を唱え、立ち向かわなければならなかった訳ですからね。僕たちは、最高裁判所が下した過去例のない不正な法的措置を立証し、両親世代の人々の正当性を証明して名誉を回復させなければなりませんでした。そしてその犠牲となった両親たちのお陰で僕らは法を学び、スキルを身に付け、今度は僕ら自身によって彼らの汚名を晴らすチャンスを得ることができた訳です。この訴訟を通して経験したこういったサイクルというか、巡り合わせはとても興味深いことだと思います。僕らはこの裁判で、歴史的に見ても日系人は脅威ではなかったし、軍事措置の必要性はなかったことを証明できたのです。
日付: 2003年2月8日
場所: 米国、ワシントン州
Interviewer: トム・イケダ、マーガレット・チョン
Contributed by: Denshō: The Japanese American Legacy Project