真珠湾攻撃後に解雇された日系アメリカ人の鉄道労働者たち (英語)

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

(英語) FBIについてですけれど…まず、父がグレート・ノーザン鉄道の郵便の職場に行くには、ユニオン・パシフィック鉄道とミルウォーキー鉄道の路線を潜って行かなければなりませんでした。その路線はちょうどスポケーンまで来ていて、グレート・ノーザンはユニオン・パシフィック駅の1ブロック北の橋の上にあったんですね。駅まで行くためには、橋の上まで登らなければならないし、職場に行くには橋の下を通って行かなければならなかったんです。そしたらFBIがある日やって来て、「だめだよ。橋の下を通ってもらっては困るよ。君らが橋を爆破しちゃうんじゃないかって思うじゃないか。」と言われたんですね。結局日系人は全員解雇され、フェリーチェ、マンチェニー、クラークといった数人のイタリア系の職員が残ったんですよ。それから別の職員も新しく雇ったらしいのですが、結局彼らだけではやっていけず、郵便物は正しい送り先に届けられることなく国中のいろんなところに送られたりして機能しなかったそうです。それで、確か30日位経った後日系人は全員呼び戻され、郵便物はまた元通り正しく郵送されるようになったんです。

日付: 2006年3月15・16日
場所: 米国、ワシントン州
Interviewer: メーガン・アサカ
Contributed by: Denshō: The Japanese American Legacy Project

discrimination FBI racism railroad World War II

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