おてんば娘(英語)

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

(英語)私達はとてもシンプルで、幸せな生活をしていました。平日は学校に通い、週末は、サンデースクールの後、友達と外で遊びました。しょっちゅう父と一緒に魚釣りに行って、ゴリという川魚を釣りましたよ。川に行って、午後中ずっと魚を釣りながら過ごすんです。ゴリはフライにすると、パリパリして、とっても美味しかったですよ。随分と楽しかったですよ。コレコレというピクニック場にも友達とよく行きました。水に飛び込んだり、泳いだりしました。

今でも覚えていますが、ある日ヒロで写真屋さんをやっていた本田さんがやってきて、父に向かって、「あんたの家のユリちゃんはお転婆だね。彼女、ロープから飛び込んでいたの知っている」って言うんです。父はもうびっくりして、「なんてことをするんだ」といって、ヒロの高校では、私が体操のクラスを受けられないようにしてしました。そして、「お前はお転婆すぎるから、体操のクラスの代わりに何か別の教科を取りなさい」って言うんです。

でもね、私がこんなになったのも、もともとは父のせいなんです。父はハカラウで剣道道場を始めて、自分の息子に剣道を習わせていたんです。そのとき私も、兄さん達と一緒に剣道をさせられたんです。その頃はハワイで剣道をしている女の子はたった二人で、私はそのうちの一人だったんです。

日付: 2006年5月31日
場所: 米国、ハワイ州
Interviewer: アケミ・キクムラ・ヤノ
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

fishing hawaii kendo

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