(スペイン語)祖父は18歳の時船でアルゼンチンへ来ました。それは兄がもうすでにこの国に来ており、母の命でその兄を捜しにきたのです。ある住所をたよりに兄の状況を探りにきたのですが、日本へ帰ることはありませんでした。アルゼンチンにいる間、両親や兄妹が亡くなったことを知らされるのです。かなりの年月が経ってから日本に戻りましたが、家族のほとんどが既に亡くなっていました。甥や兄妹は数人いたのですが、両親は亡くなってしまったのです。私にはこの祖父のこうした生き様がとても印象的なのです。
日付: 2006年7月12日
場所: アルゼンチン、ブエノスアイレス
Interviewer: タケシ・ニシムラ、リカルド・ホカマ
Contributed by: アルゼンチン日系センター