日系ブラジル人イメージに対する日本の影響 (ポルトガル語)

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

(ポルトガル語)ブラジル社会は、日系人に対して良いイメージを持っています。ブラジル人は、「日系人」といえば、一生懸命働く人々や農民、行儀良く静かな学生を思い浮かべるでしょう。ブラジル人に聞いてみれば、良いことをたくさん言われると思います。現在は、日系人口の15%程度しか農業従事者は居ませんが、ブラジル社会は、日系人や日本にゆかりのある人たちのことを、農民か農家出身と思うようです。

いずれにしても、ブラジル社会が抱いている日系ブラジルコミュニティへの好印象は、日本への好感にもつながっていると思います。そしてもっと最近のことを言えば、日本へ出稼ぎに行くブラジル人労働者のことが思い浮かべられると思います。良し悪しは分かりませんが、日系人は日本へ出稼ぎに行き、ブラジルにお金を稼いで戻ってくる、という風に見られていることも事実です。

ですから、ブラジル社会では日系人に対する2つの見方があると言えます。ひとつは、ブラジル国内で日系人が辿った歴史、もうひとつは、第二次大戦後の焼け野原から立ち上がり、第一世界国家となった日本で家族のために出稼ぎ労働をし、ブラジルへ戻り豊かに暮らす、という2通りの見方です。

日付: 2005年10月7日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: アン・カネコ
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

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