(スペイン語) 移住協定は農業移住者のためのもので、(これらの移民は)農業に従事しました。そのため、首都郊外やさらに遠く離れた地域に様々な日本人移住地が建てられ、そこで農業の機械化を促進しました。特に大豆の栽培は(移住地の)代表的な農作物のひとつで、日本人が(パラグアイで)大豆を栽培し、日本へ輸出し始めたのです。そして、パラグアイ人も大豆の重要性を知り、どのように栽培し、収穫し、輸出するのかを日本人から学び始め、多国籍企業も参入するようになりました。パラグアイ人は特に大豆の栽培を拡張していき、今では世界第5位の大豆輸出国となっています。一方、パラグアイの日本人・日系人は他の農産物や果物の栽培にも大きな貢献をしてきました。新種の農作物の作付け、新しい栽培方法の導入、新種の肥料の開発、新しい機械化の導入などです。その結果、大変良質の農産物が収穫されるようになりました。
日付: 2005年10月7日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: アン・カネコ
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター