(日本語) 私は、公開聴聞会にとても心を動かされました。私は証人委員として公聴会に関わるようになり、そこでの私の役割は、体験者を集め、彼らに証言してもらうことでした。そして公聴会に深く関わることになり、日系人に起こったことについて大勢の方の話を聞けば聞くほど、私はより深い関心を持つようになりました。彼らの話は、本当に私の感情を揺さぶるものでした。当時、積極的に証言書を書いてくれる人はたくさんいましたが、聴聞会に出て公の場で語ってくれる人を集めるのは、とても困難でした。
ようやく何名かが証言することになり、私たちはその準備のために何回も打ち合わせの為の会合を開きました。そして証言者の多くが、自分たちだけの模擬聴聞会をやろうと云うことなったので、私たちは会場にテレビモニターを持ち込み、精神科の看護師にも参加をお願いして、模擬公聴会に集まりました。証言時間は5分と決まっていたので、私たちはテレビモニターの前で証言の練習をしたのです。最初に集まったのは少人数でしたが、その内容は本当に感動的で、私自身も途中泣き崩れ、話をすることさえできなかったことを覚えています。
日付: 1997年9月11日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: ベッキー・フクダ
Contributed by: Denshō: The Japanese American Legacy Project.