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百年続く南カリフォルニアの仏教会とその開教使の横顔

東 繁春

120年の歴史を持つ南カリフォルニアの日系コミュニティーの中で、浄土真宗西本願寺派の仏教会は、特に20世紀の初めの約60年間は、宗教としての役割以上に日本人移民のための文化センターやコミュニティー・センターの役割を果たしてきた。

日本人の戦後移民史:自らの虐待体験から渡米への経緯を自伝的小説として出版したロサンゼルスの医師

東 繁春


ロサンゼルス日系社会に大きな影響を与えた仏教会-1930年代の浄土真宗の開教使の記録から

東 繁春

南カリフォルニア地区における浄土真宗西本願時派の拠点といえるのがロサンゼルス・リトル東京にある西本願寺ロサンゼルス別院だ。このお寺では、45年以上にわたって1月初旬に「米国版紅白合戦」という歌謡ショーが行われ、毎年1000人近い観衆を集めている。

Japanese Christians in the Sawtelle district of Los Angeles

東 繁春

Most Japanese language schools in Los Angeles, established by Issei nearly a century ago, have the word gakuen in their names—such as Pasadena Gakuen. However, the original Japanese name of “Japanese Institute of Sawtelle (JIS)” is “Sawtelle Nihon Gakuin.” 

日系人が語り始めた「もうひとつの勇気」 -戦闘訓練を拒否し、反逆罪に問われた元日系兵士の名誉回復-

東 繁春

第二次大戦中の日系兵士の歴史は、ヨーロッパ戦線で活躍した442部隊がよく知られているが、442部隊としてヨーロッパ戦線に送られる前の訓練の段階で、戦闘訓練を拒否したために、反逆罪に問われ、懲役刑を受け、不名誉除隊になった日系兵士21人がいた。

消し去られていた戦時強制収容所の記憶をよみがえらせたグループカウンセリングの記録映画「キャンプの子供たち」

東 繁春

カリフォルニア州立大学サクラメント校名誉教授のサツキ・イナ(伊那五月、70歳)は、1944年5月に、カリフォルニア州のツールレークの戦時強制収容所で生まれた。カウンセリングの専門家で、収容所生活を体験した日系アメリカ人の心のケアを手掛けてきた人だ。

強制収容所の跡地で水彩画ワークショップを始めた二世画家ヘンリー・フクハラ

東 繁春

二世の水彩画家ヘンリー・フクハラの名前を初めて聞いたのは、2014年5月に自らの強制収容所の体験を水彩画で表現している三世メリー・ヒグチさんに会ったときだった。

“From a Silk Cocoon” (produced in 2006) Depicting the Anguish of Parents [of being] in the Internment Camps, Was Produced by SENSEI Who Was Born in an Internment camp

東 繁春

I was asked to go to Berkeley in September to interview Satsuki Ina- Sensei, emeritus of California State University Sacramento. (Satsuki Ina is 70 years old).

強制収容所の体験を語らなかった母が残した写真をもとに収容所生活を描く三世女性

東 繁春

わたしの伯母(母の姉)は、現在90歳近くになるが、広島での原子爆弾体験を約20年前まで、語らなかった。わたしの母の家族は、戦争当時は、広島市に近い呉市で暮らしており、伯母は、1945年8月6日朝、広島駅に停車していた列車の中にいた。戦争体験について、わたしの広島県呉の家族と同じように語りたくない、という傾向が、ロサンゼルスの日系アメリカ人たちの間にもあることに、最近、わたし自身が気がついた。

「二世ウィーク・クィーン」は南カリフォルニアの日系団体をまとめるきずな

東 繁春

1930年代、約3万人の日本人が住んでいたロサンゼルス・リトル・トーキョー(小東京)で、日本人商店主たちが始めた「二世ウィーク」(二世週祭)イベントは、戦争時の中断を乗り越えて、今年で80周年を迎える。

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サイト情報

1954年に広島県呉市で生まれました。1981年にロサンゼルスに来ました。ロサンゼルスの加州毎日新聞、サンフランシスコの日米タイムズ新聞で記者をしました。朝日新聞ロサンゼルス支局長の助手、共同通信社の日本語ニュース配信会社(ロサンゼルス)でマネージャーを務めたのち、1998年から月刊英字新聞 Cultural News を始めました。この新聞の発行責任者、編集長をやっています。

Cultural News は、ロサンゼルスで体験できる日本美術展示会、日本文化イベントを紹介しています。

月刊新聞の発行と同時に、ウエッブサイトhttp://www.culturalnews.com とEメール・ニュースの発信もしています。

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